映画『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』

つい先日、ボイトレの荒井先生が「すごく良かったよ!」と勧めてくれた

映画『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』を見に行ってきました。

パンフレットを見せてもらった時、もう既に凄かったので、「行かなきゃ!」と思いました。

素晴らしかったです。

そして、3Dってすごい。

ダンサーたちの動きが、見ているうちに身体のどこか分からない様なところに凄く刻まれて、

例えば、「トラウマ」って、こういうところに残っていくのではないか、と思わされるような。

とにかく、見終わってからも事あるごとに映像の断片がよぎります。

そして、サントラの音楽が素晴らしい!

私は初めて知ったのですが、世界で活躍されている作曲家、三宅純さんという方の曲も何曲か使われていて、

これがまたとても好きで、すっかり虜になってしまいました。

荒野の三匹


すみません、意味はないのですが、たまたま目についたので。

ニール・ヤングの「プレイリー・ウィンド」のジャケットをバックにしてみました。

これは確か、試聴して即買ってしまったんです。

第一声にやられてしまうパターンでした。

DVDもついてます。

スチールギターを弾いている方なんて、そこいら辺でトラクターから降りて来たのではないかという位の

感じで、ボンッと椅子に座り、おもむろに弾き始めるのにこの音!みたいな。

悶絶です。

ロロコ

下北沢440 ライブ後記

昨日は、約一年ぶりのライブ、

下北沢440にて、はっかの下北ジャンボリー第15回「今日はなんだか」に出演させて頂きました。

聴きに来て頂いた皆様、本当にありがとうございました!


 実は、数日前、マーティン・スコセッシ監督のローリングストーンズのドキュメンタリー映画シャイン・ア・ライト

を見て、今頃になってローリングストーンズのライブの格好良さにはまってしまいました。

あの映画を見たら、誰でもミック・ジャガーを好きになってしまうでしょう!と本気でそう思いました。

若いころよりも、年を重ねてからのローリングストーンズの方がなんか好きです。

そしてそして、やっぱり最高!の、最強の(個人的です)バディ・ガイ

私は、本当にこの人のギターと声と、表情と動きと、本当に本当に大好きです。

シャイン・ア・ライトにも登場するのですが、最初の一音、一声で痺れます。


なぁんていう映像を見ていて、ライブっていうのは、こんなに素敵なものか、と改めて思ったのでした。

改めて思い、私のライブを楽しみにして下さった皆様がいるということのことの重大さを

同時に感じてしまい、「結局そこですか!」という同じところに戻ってしまうわけで、

という、未だ迷子な感じですけれども、文章も迷子になってきましたので。


ここで貴重な情報。

山の手線に猫が乗っている映像がある、ということで、検索してみました。

http://www.youtube.com/watch?v=DBvorfkpA74


山の手線を乗り継いで、地平線を見に行こう♪ としているのかどうかはわかりませんが、


なんかいいですね。


ロロコ

フランス旅話・3 

フランスの旅のお話、今回が最後になりますが、

旅の思い出四種の神器 です。

まず、一つ目はモン・サン・ミッシェルの記念コイン。

フランスのあちらこちらの観光地では、2ユーロで記念コインガチャガチャみたいなものが置いてあります。

凱旋門も魅かれたのですが、、欲張りはいけない様な気になって、今回は一つだけにしました。

お金を入れたと同時に下から出てくる速さにちょっと驚きでした。(一瞬、入れたお金が戻って来たのかと思うほどの素速さです)

二つ目、この発色に一目惚れしました、ピンクのポーチ。

凱旋門からエッフェル塔付近まで歩く道の途中、薬局に置いてあったポーチです。

ポーチだけでも良かったのですが、中に石鹸が4個も入っていて、もう1種類の釜口の形がとても可愛いポーチは、友達の

お土産に。この中にも石鹸が4個。さらにお土産に石鹸を6個購入し(しかもかなり大きいです)、私は合計14個の石鹸

を持って、凱旋門の合計173段(誤差あり)の階段を昇る羽目になりました。。この旅で一番きつかった瞬間です。


三つ目、オペラ・ガルニエのショップで購入した、バレエ・シューズのキーホルダー。

これは、包装のまま開けていません。どうしてか、、?

これを包んでくれたのは、黒人のとても素敵な店員さんでした。私も友人も、とにかくその人の格好良さに参ってしまっ

たのです。ダンサーの方なのか、身長は180CM位、細身で、顔が小さく、スキンヘッドで10頭身はあるのではない

か、というくらい足が長い! まず、その細長いフォルムに圧倒されました。

そして、「プレゼント用にして欲しい」と言ったところ、かなりお客さんが並んでいたにも関わらず、すごく時間を掛け、

丁寧に丁寧にリボンを作り、包んでくれました(お客さんを待たせることに罪悪感が無いんですね)。その作業をしている

時の後ろ姿の美しかったこと。ズボンを腰パンではいていて、ベルトもジーパンもだらしがなく斜めにずり落ちているはず

のその姿さえ、ミロのビーナスかと思うほどの美しさで(男性ですけど)。身体バランスの美しさですね。彫刻のようでし

た。

なので、この包装も含め、旅の思い出となってしまったのです。開けられません、、


四つ目、切符で作られたシャツ

小さくて見にくいかもしれませんが、切符を折って、シャツにしてあるものです。

これは、サン・ジェルマン・デプレ辺りのパン屋さん併設のカフェで、隣にたまたま座ったフランス人夫婦の奥さんがくれ

たものです。

私と友人は、パン屋さんの奥がカフェになっているお店に入り、パンと飲み物を食べたかったのです。が、出てきたメニュ

ーはデザートの時間のせいか、ワッフルやケーキのものばかり。「あっちに置いてあるパニーニとサンドイッチをここで食

べたいのです。」ということを説明するのにとても大変な思いをしていました。三つのパンを頼んだのですが、三つのお皿

に何故かそれぞれレタスが添えてあり、「値段は同じだから」という。セット料金なんだかなんだかさっぱりわからない状

況でしたが、もうとにかく食べることにしました。

すると、隣の席に座っていた夫婦の奥さんが、このメトロの切符を私たちのテーブルの上に置きました。

私が、「あー、切符だ」と言うと、ニコニコ頷いて、「ここのところが、シャツのネクタイになっているのよ」というよう

なことを言っていました。フランスの地下鉄では、一度入ったら一枚の切符でどこまでも乗りついでいけ、駅を出る

ときに切符を回収されないので、ポケットに入れたままになっていたりして、こういう風に折って遊ぶのかもしれません。

私は何かお返しに、と、カフェに置いてあったナフキンで、「羽ばたく鶴」を折ってあげました。(ナフキンが厚手だった

ので、普通の鶴は無理だった)。「羽ばたく鶴」とは、知る人ぞ知る? 羽をばたばたと動かすことが出来る鶴です。

そのご夫婦の前で羽を動かしてみせると、衝撃だったのか、「オー!!」と歓声を上げてくれました。気難しそうだったご

主人も「トレビアン!」と。

私は、「おぉ!本物のトレビアンを頂いた!」とちょっと感動しました。そして、日本の折り紙技術を誇りに思い、それを

フランス人の前で見せられた事に何か、日本人として、やったぞ、みたいな気持になり、大変満足したのでした。

その「羽ばたく鶴」を奥さんにプレゼントし、羽ばたかせ方を伝授し、私たちはそのカフェを後にしました。


ということで、これ以外にもいろいろな思い出や出会いはたくさんありますが、この辺で。

今回のフランスでは思いのほかフランスの方とたくさん話をしました(しようと試みた)。

それが、私はとても楽しかったです。

色々と歩きまわりましたが、今回はほんの序章。入口を覗いて来た感じ。

これから何度も行きたい国になりました。

ロロコ

フランスの旅話・2

旅行中の食事について、です。

といっても、グルメがテーマの旅行というわけではなく、名のある有名レストランなどで食事をしたわけでもないです。

ツアーの食事と、街のカフェで、大体は、歩き回っているうちにお腹が空いて、(あるいは、さすがに歩き疲れて)

「この辺でカフェがあったら入ろうか、」という感じで済ませました。

 

前菜でたびたび登場した 三色サラダ。定番のものなのかもしれません。 

紫キャベツ、ニンジン、セロリの千切りにしたものにフレンチドレッシングがかかっています。

ドレッシングがかなり酸味が強いので、(その割に、量が多い)食べにくい人もいると思います。

モン・サン・ミッシェル 有名オムレツ! ということでしたが、卵液がとても薄くてゆるいのと、メレンゲの量がかなり

多いので、私の好みではちょっと、、バターが多めで、塩気が足りない気がして、塩をふって食べました。

これは、クリームソースがとても濃くて、美味しかったです。

旅行最後の日の夕食。

フランスのレストラン、カフェは、「お客様を待たせたら失礼」という感覚がそんなに無いような感じ。

言葉もあまり通じないし、書いている文字も読めないので、注文はやはりひと苦労しました。

それでなくても、ベジタリアン(肉のみ食べない)の友人は、その交渉に疲れてしまい、(毎日毎日サラダを食べ続ける事

にも疲れ)「最後はパスタがいい。。」と。

私は、せっかくだからワインを飲もう!ということで、パスタの置いている店を探したのですが、丁度大晦日の夜で、お店

を早く閉めてしまうところばかり。丁度適当なレストランが見つかり、(パリにあるイタリアンレストランだったのかもし

れませんが、、)まあ、何にせよ、とてもおいしいパスタとワインで旅を締めくくることが出来ました。

ワイン、一番安いグラスワインですが、とても美味しかったです。

また、写真は撮れていませんが、パニーニ、キッシュ、などなど、パンはどこで食べてもとても美味しかったです。


もう少しスムーズに注文できる位フランス語が分かれば、もっと楽しい旅が出来そうです。

ロロコ

フランスの旅話 その1

ということで、フランスの旅を思い出しつつ、文章に書いてみようと思います。


今回、まず、ヨーロッパ圏に行くことが初めてだったので、予想以上に街全体の石造りの建物の重厚感に圧倒されました。

日本でも、パンフレット、テレビ、映画など、大体のヨーロッパの街並みというのは見ていて知っていたし、日本にもそれ

風の建物はたくさんあるので、こんなに衝撃的と思いませんでした。

やっぱり石の中で生きてきた国の空気感というのは、スゴイなと思いました。「おぉ!石の文化だ!!」 と。

そして、ルーブル美術館の大きさ!

写真はほんの一部で、収まりきらず、さらに右翼と左翼の様に、まだ両側に建物が繋がっているので、

あまりの広さに笑ってしまいます。 

それから、圧巻だったのは、やはり数々の寺院の壁一面に張り巡らされた、ステンドグラスです。

冬なので、日の出が9時過ぎ頃で、ちょうどステンドグラスに光があたるところを見ることが出来ました。


あと、街中でも、暗いうちに動き出して、だんだんと日が昇ってくるところが見られるので、冬のパリ旅行も素敵なもの

だと思います。

写真はセーヌ川の日の出風景です。


フランスでの食事、レストランは、ちょっと苦労しました。。

次回は、食事についても少し書きたいなと思います。

ロロコ

明けまして、おめでとうございます。


去年の年末から、フランスへ旅をしていました。

写真は、モン・サン・ミッシェル付近で撮った日の出です。

カメラの時間を合わせ忘れてしまったので、時間は朝の9時頃です。

モン・サン・ミッシェルにどうしても行きたいという友達の熱い思いに

のっかる様に旅を決めましたが、行く前よりもフランスに魅せられ戻ってきました。

そして、この旅の前にとうとうデジカメを購入。

こちらで写真を載せる際に、今までよりは、もう少しクリアなものをお届けできると思います。


個人としては、昨年に引き続き今年もやりたいことがいろいろとありますが、


昨年、震災で辛い経験をした方々の生活が少しでも改善されればと思います。


今年もよろしくお願いいたします。



そして、ライブが決まりました。


2012年2月8日(水)@ 下北沢440 

はっかの下北ジャンボリー 第15回「今日はなんだか」 に出演させて頂きます。

出演:DRI:MOON / Lovin'Cup / サラ・テ・ロロコ with あきら(円盤小僧 FROM はっか) / はっか

時間:18:30open / 19:00start
料金:Adv. \2,000 / Door \2,500 (+1order)

DRI:MOONさんは、ロロコの数々のデザインを描いてくれている秋保満さんが、

CDジャケットのデザインをされているなど、縁のある3ピースバンドです。

男らしいギターボーカルを女性ドラムとベースがパワフルに支えていて、聴きごたえがあります。


Lovin' Cup さんは、初めてご一緒しますが、トロンボーンとオルガンのキラキラした音色が溶け合って、

5人の疾走感のある演奏や優しい歌声がとても素敵です。


私は、「あるいてる」でも、とても素敵なギターを弾いて頂いた、はっかのギタリスト、

あきらさんと出演させて頂きます。

久し振りのライブなのでドキドキですが、素敵なイベントになると思いますので、

皆様、ぜひ、お越しください。


*サラ・テ・ロロコのCD「あるいてる」をライブ会場価格、\1500-で販売致します。

よろしくお願いいたします。


それでは、会場で!


サラ・テ・ロロコ